この度の東日本大震災で被害に合われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 皆様に一日も早く心の平穏が戻る事をお祈り申し上げます。
さて、今回の震災で故障したスピーカーの修理ご相談は、株式会社タイムドメインラボまでお願いします。 cs@timedomain-lab.co.jp
また、Yoshii9の場合は円筒型なのでスピーカー本体が倒れたお宅もあるかもしれません。 実は我々スタッフも、出張デモンストレーションなどで何度もYoshii9を倒してしまっています。 (この話は、当社社長の由井には内緒ですけど…) ですがご安心下さい、これまで倒れて壊れた事はほとんどありません! それでも、倒れ方によってはひょっとすると壊れる可能性もあります。 Yoshii9スピーカーが壊れる箇所は、スピーカーユニットか、スピーカーケーブルしかありませんので、チェックポイントをご案内します。
・スピーカーユニット 再生音に、音源の音以外に「ガサガサ」というような付帯音がする場合は故障している事が多いです。 力が加わってスピーカーユニットが歪む事が原因ですが、見た目に分からない場合もありますし、写真のようにエッジ(外周の黒い布)にシワが寄っていると故障している確立が高いです。
・スピーカーケーブル 転けた時や、足に引っかかりつまずいた時に、ケーブルが引っ張られて表面のシリコン被覆だけが切れている(剥けている)場合があります。 中の銅線が切れていなければ基本的に音は出ます。 しかし、黒と白、両方の線が直接接触すると音が極端に小さくなったり、場合によってはアンプが故障してしまう事もあります。 このチェック方法としては、スピーカーをそっと寝かし(可能であれば逆さでもOKです)、器具によって固定されているケーブルを見ます。
この時、器具の裏側の見えない部分もチェックするために、アンプに向かうケーブルを押し込んである程度の長さを引っ張り出します。 写真のように被覆が剥けている場合は中の導線が見えており、この2本が接触すると音が出ないというような症状になります。
応急的にはテープで絶縁します。 完全に直すにはスピーカーケーブル交換します。
以上、参考になりましたでしょうか。
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