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2000年3月20日

100万人とふれあうコンサート

矢吹紫帆シンセサイザーコンサート
癒しの森へようこそ!

 3月20日大阪府のアイアイランド、アイアイホールにてシンセサイザー奏者の矢吹紫帆さんのコンサートライブがありました。そのコンサートにタイムドメインオーディオシステムを使っていただきました。以下は皆さんへのご報告です。

 紫帆ミュージックカンパニーの矢吹紫帆さんと矢中鷹光さんは、タイムドメインの研究所が設立された当時から、タイムドメインの音を聴きに来てくださっていました。国内はもとよりヨーロッパのツアーでも、重い機材を持って回っておられ、タイムドメインのシステムを知ってから、早くツアーに持って出られるようなシステムがほしいとおっしゃってくださっていました。

 先月、京都でタイムドメインのファンの方達が、タイムドメインオーディオシステムで、「CDを聴く会」を催してくださいました。その会場で3月20日のコンサートライブのお話をお聞きしました。
 一度、リハーサルの時に使いたいという申し出をお受けしました。160席前後のガラス張りでバックに森の見えるホールです。場所もタイムドメインから7キロしか離れていないところです。タイムドメインスタッフは喜んでお受けしました。

 使用したタイムドメインの機材は12cmフルレンジのスピーカーユニットとCDの大きさほどのアンプです。数十日後には製品としてでき上がる、オーディオシステムのスピーカーより一回り大きな試作品でした。11時過ぎにセッティングを終え、音を出し始めました。160席程のホールに付いているスピーカーはJBL、矢吹さんの用意されていたコンサート用の機材はBOSE製のものでしたが、リハーサルで音を出してみると楽器の音の細かさや声の質が非常にナチュラルに聞こえるタイムドメイン製のシステムの音でOKが出たので、本番のライブに使用するということが決定しました。他のものは撤去をしようということでしたが、タイムドメイン製は試作中で初めての試みでしたので、もしものことを考えて何かあったらすぐに切り替えられるようにしてそのままスタンバイさせておきました。

 結局最後までタイムドメイン製のシステムを使ってコンサートは終了しましたが。司会者のワイヤレスマイクのみがホールのスピーカーを通されることになりましたが、ライブのお客様が驚くほどの違いがありました。矢吹さんのシンセサイザーは、シンセサイザーとはこんなにも音がきれいなものだったのかと感心させてくださいましたし、矢中さんの4オクターブの豊かな声が、まるで生の声のようだったのが印象的でした。

 どのコンサートライブでも思うのですが、SR機材の前の席は音がうるさく感じますし、後ろの席になると音が聴き取りにくくなってしまいます。あたりまえのことだと思われるかもしれませんが、今日のコンサートライブではそういうことはありませんでした。最前列といちばん後ろの席で聞こえる音が、同じように聞こえました。タイムドメインのシステムでのコンサートライブでは当たり前のことなのですが、新しいバージョンのシステムでは初めてのことだったので、タイムドメインの音の素晴らしさを再認識しました。

 また、矢吹さんも矢中さんも他のスタッフも驚いたのですが、出演者が演奏中に自分の音を聞き取るための「かえし」のスピーカーが必要なかったのです。演奏中は演奏者が観客の聴いている音を聴きながら演奏することができました。これは他のシステムをつかったコンサートライブでは考えられないことです。タイムドメインオーディオシステムを支えている理論が、従来のオーディオ理論とは全く違うということを表しているのではないでしょうか。コンサート終了後、矢中さんが「普段の演奏の時(かえし使用時)と違って、素直な音を聴くことができたので、気持ち良く演奏することができました」とおっしゃってくださいました。

 コンサートライブの最中に、時間をとってタイムドメインの由井社長のお話のコーナーも設けてくださいました。まず矢中さんから、ホールのスピーカや舞台上の機材は今日は使っていないこと、舞台前に置いてある奇妙な形のスピーカーを使用していることなどが説明されて、由井社長の登場となりました。簡単な説明の後でキャロルキングのCDのデモを行いましたが、会場のお客様はびっくりしたようです。

 CDのデモが一曲終わり、場内からなぜか拍手が沸き上がりました。こういうのもタイムドメインシステムのデモではよくあることなのですが、今日はお客様が多かったので印象的でした。コンサートが終わった途端、お客様が一斉に舞台の前に駆け寄られ、オーディオシステムを撤去していた由井社長のもとに殺到されました。いろいろな質問が飛び交い、受付に預けておいたたくさんのタイムドメインの名刺もすべてなくなっていました。反響の大きさに一同驚きとともに、うれしい一日となりました。

 このようなイベントのサポートはタイムドメインが以前から力を入れてきたことです。新しいシステムの試作品が、今日大成功を収めましたので、これからはいろいろなところへ出かけて、この素晴らしい音を皆さんにお届けできることと思います。コンサートライブやCDの試聴会を通して、皆さまに楽しんでいただける機会を作ってゆきたいと思います。

矢吹紫帆さんのホームページ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shihorin/

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